広い空の片隅で。

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気がついたらJO1を応援したくなっていた話

※ひたすらに長く書き連ねています。
※初心者なので間違っているところなどあっても笑って許してください。
※V6の話も含みますので、悪しからず。

 

 

「”Produce 101 JAPAN”という番組に、好きなアイドルグループの元メンバーが出演する」、ということがきっかけだ。「全く知らないままなのも失礼だろうだから、気が進まないけれど以前の番組でも履修しとくか…本当、気が進まないけれど……」という思いから、初めて番組を視聴した。

 

JO1やINIというグループ名は聞いたことがあったが、これまで興味を持ったことはなかった。下手すれば、意図的に避けていたとも言える。K-POPライクのグループはよく分からない。J-POPが好きだ。日本語の歌が好きだ。メイクした綺麗な顔には興味がないし、完璧に揃ったダンスとか、そういうことは求めていない。

そもそもこの時代、オーディション番組で選ばれた一般人にそこまで深入りするものなのか?とさえ思っていた。

 

そんなわたしの考えは、JO1を知る度に「ひどく間違った考えだったんだな」と思い知らされることになる。

 

 

 

Produce 101 JAPANという番組の魅力

 

番組は、101人いる候補生が視聴者である国民プロデューサー(国プと呼ばれる)からの投票で順次絞られていき、最終11人がデビューするというもの。近年良く見るサバイバルオーディションだ。
候補生の中から即席のグループを作り、トレーナーからの指導の様子、個々やグループで練習する姿、本番の様子などが放送される。放送を通して、候補生がいかに視聴者に自身の魅力を披露できるかが鍵となる。
また、YouTubeでのバラエティ動画や未公開動画などもあるため、「誰を推すのか?」を視聴者が見定める機会が多いのも特長のひとつだ。

 

まず思う。「おい、101人多くね…?」

しかし、オーディション番組の性、やはり目立つ人は目立つ。覚えられる人はすぐに覚えるものだ。番組がピックアップしているメンバーも出てくるし、目立つポジションに華麗に出てくる人もいれば、目立っていなくても短い時間で実力(もしくは成長)を武器に名を馳せ始める人もいる。加えて、人数が絞られていく。時間が経つ度に必然的に認知できていくのだ。

さらに、候補生たちがチャレンジする各課題は、自身のポジションの実力を魅せるポジションバトル、個<グループとしての完成度を見るグループバトル、楽曲に合うメンバーを視聴者投票で選び構成したコンセプトバトルなど、非常に多彩。

それぞれの課題で、苦悩し、ぶつかり、壁を乗り越え視聴者を魅了した候補生は、やはり印象に残りやすかった。

 

101人の経歴がバラバラなのも味のひとつだ。

ダンスがプロ並みの人、歌がビビるほどうまい人。知識のあるジャンルもばらばら。逆にまったくの未経験の人もいる。バラエティ味の強い子もいれば不思議な子もいる。高校生もいるし、社会人から挑戦する人も。
ライバルでありながら、仲間でもある。それぞれが持つ能力を惜しみなく他者に共有し、全体のレベルが上がっていくのは、微笑ましい。

 

この番組で選ばれた11人が「JO1」となるわけだが、やはり気づいたら推しはできていたし、推しがデビューすることになったときは泣いていた。
「一般人云々…」とか思っていたくせに、まんまと一般人を推していた。しかも、応援しているその人が、番組を経てアーティストになっていくわけだ。

オタクなら誰でも思うだろう。「101人の中から選ばれた精鋭のグループ、わたしが好きな彼らの魅力を、もっと多くの人に知ってほしい」と。

 

 

 

さて、そうは言っても、この番組はかなりのボリュームがあるので、ここまで説明しても「いや番組まで見るのはちょっと…」と思うかもしれない。

そんな人は、まず1度「JO1」のYouTubeを見てみてはいかがだろうか。
パフォーマンスを一度見ただけでは誰が誰かなど分からないけれど(人数多いし)、このメンバーがどうやって選ばれたのか少しでも興味を持った人がいたら、ぜひダンスも歌もままならない彼らの姿を見ることができるProduce 101 JAPANを再生してほしい。Leminoアプリをレッツダウンロード。

 

 

---以下、デビューメンバーのネタバレあり-----------

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

JO1の音楽の強み

おすすめパフォーマンスを見てくれ。


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Trigger好きへのおすすめ楽曲:「YOLO-konde」「Tiger


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REAL好きへのおすすめ楽曲:「Safety Zone」「Design


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Move The Soul好きへのおすすめ楽曲:「Born To Be Wild」「We Alright

 

わたしがJO1のパフォーマンスにハマった理由は、主に3つ。
①特長的なメロディ、豊富な楽曲
②音域の広さ、声質の独特さ
③ダンスの視覚的魅力

 

①特長的なメロディ、豊富な楽曲

JO1の楽曲の特長のひとつとして、サビ以外のメロディラインが大きく変動することが挙げられる。これには、どの楽曲にもラップやラップライクなパートが含まれることが影響しているように思う。J-POPは1番と2番が同じメロディをなぞる楽曲が多いイメージだが、JO1の音楽は物語のように起承転結を感じられるのが魅力だ。
また、クールで激しい楽曲の印象が強いグループだが、さまざまな種類の持ち曲があるため、好きな楽曲が1つは見つかるだろう。
個人的に心を掴まれたのは、「OH-EH-OH」や「Born To Be Wild」。イントロから激しめのパートが続く中、サビ直前でダンス・メロディともに静かに落ち着き、直後に瞬時に激しさを戻すという構成は、いつ聴いてもニヤッと笑ってしまう。

おすすめ楽曲:「OH-EH-OH」「僕らの季節」「Radio Vision

 

②音域の広さ、声質の独特さ

メンバー個々でさまざまな音域幅を持つため、グループとして見るとより広範囲の音域を行き来できるのが素晴らしい。よく、高音が印象的な曲中に鶴房汐恩らのえぐい低音が現れてぞわりとすることがある。声質が特徴的なメンバーも多いため、耳に馴染みやすい歌声にアクセントの効いた声質が入り混じり、単調にならない音楽が作り出せているのではないかと考える。
メンバーが多いグループではあるが、楽曲は意外にもソロパートメインに構成されている。このため、聴いているうちに11人それぞれの歌声を聴き分けられるようになるのが初見にやさしい。

おすすめ楽曲:「Venus」「Romance」「Phobia

 

③ダンスの視覚的魅力

今まで見てきたアイドルの影響か、わたしは「全員が常に画面に映り踊っているのが普通だ」とすり込まれていた。
しかし彼らのダンスは、全員で踊っているときもあれば、半分は画面外に待機し残り半分のみで踊っているときなどもあるし、センターで踊ったメンバーが後方に悠々と歩いて戻ることもある。それが違和感なく、むしろ新鮮だ。人数が多いからこそ可能なパフォーマンスとも言えるだろう。ソロパートが多く、歌っているメンバー周辺の動きに目が向くため、その違和感も最初はあまり意識しておらず、数回見返す中で気づいたものだ。
また、ダンスの上手さやシンクロ率は言わずもがな、”不揃い”の美しさの生み出し方、歌詞の身体的表現力は目を見張るものがあった。魅入ることのできる作品が多い印象だ。

おすすめ楽曲:「SuperCali」「Walk It Like I Talk It」「GO

 

 

中でも、先述した「起承転結を感じるメロディ構成」は、これまで自身が聴いてきた音楽にはない形で新鮮だった。もちろん全部の楽曲がその印象に当てはまるわけではないが、少なくともデビュー曲の「無限大」からそうした楽曲がグループの手元にあるというのは大きな武器だと思う。


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JO1の人としての魅力

さて、パフォーマンスが良いのは間違いない。
ただ、それしか見ていなかったら、わたしはここまで魅了されていなかったかもしれない。

 

彼らは新型コロナウイルスにより、デビューという重要な時期に、活動の縮小を余儀なくされる。これはメンバーとファンを隔てる大きな壁となるが、しかし彼らが苦しむ中でも工夫をこらしてファンへ発信し続けた映像等は、YouTubeAmazon Prime Videoに多く残っている。

パフォーマンス映像に留まらず、バラエティ動画、オフ動画、旅行動画、仕事の裏側など、仕事から日常まで余すことなく見せるというJO1のプロモーションは、個々を知る良い機会にもなった。

より応援したいと思わせてくれたのは、これらの映像を見ることでメンバーそれぞれの素敵な個性、真摯な心、アーティストとしての在り方が伝わったからだ。
デビューしてから今まで努力を続けてきた彼らが報われてほしいと思ったし、そう思ったから応援したくなっていた。

 

魅力は言葉にはなかなかし難いので、ぜひ視聴してほしい。


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旅行先で寝る部屋決めるだけなのに、癖が強すぎるJO1の皆さん。

 

 

 

メンバー紹介

散々書いておいてメンバーについて細かく触れていなかったので、最後に年齢順に独断と偏見による紹介を。

 

■與那城 奨(よなしろ しょう)
リーダー。彼がいれば安心。たまに天然。綺麗な筋肉。どの曲にも馴染む稀有な美声。

■川尻 蓮(かわしり れん)
ニコニコ。俯瞰力。気配り。意外と自由。空気を締める天才。目を奪われるダンス。

■白岩 瑠姫(しろいわ るき)
真面目。王子。こだわりの強さ。グループの土台。歌もダンスもオールラウンダー。

■河野 純喜(こうの じゅんき)
元気印。誠実。真摯。長考するタイプ。パワフルボイス。歌詞を歌で表現する力。

■佐藤 景瑚(さとう けいご)
イケメン。でも全力でボケ担当。場の空気が美味しい。”抜き”を生み出す歌声。

■川西 拓実(かわにし たくみ)
照れ屋。人見知り。ノリが良い。習得力の高さ。視線の集約力。音楽の憑依者。

■木全 翔也(きまた しょうや)
独特な間。不思議な雰囲気。よく噛む大食い。安定。楽曲の体現力。的確な音感。

■大平 祥生(おおひら しょうせい)
丁寧。天然で自然体。ふわふわ。不屈の精神。飄々とした歌い方。しなやかなダンス。

■金城 碧海(きんじょう すかい)
努力。人を見て吸収する力。誰にでもストレート。繊細な歌声。突き刺す視線。

■鶴房 汐恩(つるぼう しおん)
素直。反抗期。特長的な笑顔。ほんのり猫背。言葉のキレ。癖のあるハスキーボイス。

■豆原 一成(まめはら いっせい)
みんなの弟。豆柴。努力家。成長。どっしりとしたダンス。場に合わせた表現力。

 

なお、わたしはオーディション時から豆くん推しなんですが、動画を観漁る中で木全鶴房のパフォーマンスの魅力にずぶずぶに引き込まれていっている現在です。あと純喜、最高な男だよ君は。

 


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メンバー11人、全員漏れなく魅力があって全員が好きになれる。そんなグループとまた出会うことができて良かったと思う。ありがとうJO1。心の栄養。

数年前、「絶対」はないことを知った。
だからこそ今この瞬間好きだと感じたものは、全力で愛そうじゃないか。

 

 

 

 

 

p.s.
ついでに、V6ファンなのでそこと関連付けて話すと、坂本くん担は奨くん、長野くん担は景瑚、井ノ原くん担は純喜、ごうくん担は翔也、けんくん担は拓実、岡田くん担は豆くんなどが魅力的に感じるのでは?と思います。奨くん豆くんの関係性は、リーダー末っ子の懐かしさにときめく。旅行動画は修学旅行を思い出す。大人数な分、楽しさも倍増です。お友達宛、ご参考までに。

 

p.s.2
いつも思うけれど、ファンになるのが遅すぎると「何でもっとはやく気づけなかったのか」と哀しくなる。理由のひとつが、地上波出演番組をことごとく全部逃していること。あぁ……Venue101とか見たすぎた再…放送くれ…………!

次のCDTVは観ます。