広い空の片隅で。

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V6「STEP」へ。

■雨
 作詞:千葉雄喜
 作曲:VOLT、千葉雄喜

「晴れるまで泣け」。辛ければ泣いていいし、それは際限なく自分の気が済むまで。笑ってと言われることが苦ではないけれど、枯れ果てるまで泣きたいときに聴きたい1曲。シンプルだからこそV6の歌声の強さが分かるチャレンジャーな楽曲。

-performance-
やはり水の中のパフォーマンスが理想。 

 

■blue
 (長野プロデュース)
 作詞:Ryohei Yamamoto
 作曲:Andre Merritt、Vinny Venditto

長野博らしい爽やかで未来が拓けるような晴れ晴れとした音楽。ひとつの動きが「誰かの追い風となるなら」。V6の楽曲はいつだって誰かの応援歌だ。刻まれるビートが、これまで青春を支えてくれたたくさんの曲を思い出させてくれる。

-performance-
ダンスで魅せてくれたら他には何もいらない。

  

■Best Choice
 (坂本プロデュース)
 作詞:栗原暁(Jazzin'park)
 作曲:久保田真悟、栗原暁(Jazzin'park)
 編曲:栗原暁(Jazzin'park)

明るい未来への讃歌。これからに向けた坂本昌行の心の在り処。「探してた場所が理想と違っても辿った景色は色褪せないさ」は、まさに現状を髣髴とさせる。これが「Best Choice」だと後悔や躊躇いを微塵も感じさせないリーダーの解答に、盛大な拍手を。

-performance-
シルクハットとか杖とか持って踊ってほしい。

  

■Sweet Day
 (岡田プロデュース)
 作詞・作曲:Keishi Tanaka
 編曲:Keishi Tanaka、George(MOP of HEAD)

アイドルを終わらせるV6に対する、アイドルであるV6に恋したファンの心の内のような感覚で聴いてしまい、ただ涙が流れる。「君が譲れない未来」に「決してもう戻らない日」。「瞳に残り踊る君」を思い続けるしかない。でも、いつまでもV6への愛を持って。岡田准一が選んできたラブソングの中でも至高の1曲。

-performance-
まっすぐカメラ見ながら大きく手を広げて歌ってくれたらそれでいい。

  

■トビラ
作詞・作曲・編曲:岩崎慧(セカイイチ

「あふれる情熱」「こぼれそうな涙」。overを髣髴とさせる歌。ユニゾン、ハモり、オクターブユニゾン、色んな歌い方が聴けて短いけれどおもしろい。ストレートな歌詞で青春の終わりを感じる温かくて心地よい楽曲。

-performance-
バッグスクリーンにメンバーの写真を流しながら。

  

■素敵な夜
 (井ノ原プロデュース)
 作詞・作曲:堀込高樹(KIRINJI)
 編曲:sugarbeans

おしゃべりするような歌い方で軽やか、だけどちょっと切なさの孕む井ノ原快彦の好きそうな楽曲。シンプルに見せかけて難しい、寄り添ったようで距離のある、相反するふたつの共存が垣間見える。聴いていると迷路の中に迷い込んだような不思議な国のアリスになった気分。

-performance-
ぷらぷら歩きながら歌ってほしい。力まずに。

 

 ■分からないだらけ
 (三宅プロデュース)
 作詞・作曲:小原綾斗
 編曲:Tempalay

「分からないことだらけ」だけど「分かりたい事だらけ」なのに、Tempalayらしい普通を崩した妖しい音調が、分かりたいのか分かりたくないのか分からせたくないのか分からない。「ねえ 話してほしい」がすべての答えなのか。三宅健の複雑な心情を表しているよう。森田三宅のAメロも深い。Tempalayファンには聴いてほしい。

-performance-
複雑なダンスを持ってきてピンスポでひとりずつ。

 

 ■Let Me
 作詞:Micro(Def Tech)
 作曲・編曲:Micro(Def Tech)、Nagacho

V6から、V6自身とファンへのラブソング。27年を越えたその先でこの歌を聴いたとき、何を想うことができるだろう。想像するだけで泣いてしまうけれど、確実にこの歌には愛がある。優しくてまっすぐで、「スタートライン」の音楽。

-preformance-
一列に並んでファンに向かって。

 

■家族
 (森田プロデュース)
 作詞:千葉雄喜
 作曲:U-LEE、千葉雄喜

こんなストレートなメッセージを選んだ森田剛に、大きな決意を感じさせられる。「そばにいない時も近く」。家族ではないとずっと言ってきたけれど、家族でなくとも家族と同じような存在の大きさ。メンバー間はファンには量り知れなくとも、6人の関係は永遠に続くと信じられる。

-performance-
円になったり外向いたり、繋がったり離れたりしてただ歌ってほしい。

 

■High Hopes / Coming Century
 作詞:イケガミキヨシ
 作曲:Mori Zentaro、イケガミキヨシ
 編曲:Mori Zentaro

ここにきてカミセンの柔らかくて気持ち良い最高の音楽。14〜16歳から始まった芸能生活と、カミセンの生き方を綴ったような歌詞。「ただ走り続けてきた」26年はこの先の3人の糧になるよと、背中を押してくれるようなすてきな1曲。3人のソロが続いて最後にユニゾンがくるのが良い。

-performance-
花道でファンの顔を見ながら踊って練り歩いて。

 

 ■グッドラックベイビー / 20th Century
 作詞:森山直太朗御徒町凧
 作曲:森山直太朗
 編曲:櫻井大介

トニセンらしいゆるっとした入りから、確信をつくようなエールの詰まった楽曲。選んだ道を後悔せずにやり尽くしてこい!と言い切るお兄ちゃんたちの声。そして、未来に寄せる再会。いつかまたどこかで、それが宇宙でも。

-performance-
カミセンに向かって歌っててほしい。スタンドマイク、手振り付きで。

 

 

 

■V6「STEP」

 知っているのは自分だけでいいのかもしれない。だけど、もっとたくさんの人にV6の楽曲を聴いてほしい。知られたくて、知られたくない。相反した思いを持ったまま、9/4の発売日を迎える。

 V6のアルバムは、いつからかメンバーのプロデュースなどが伴い、ファンにとっても1曲1曲に対する思い入れが大きくなった。わたしはその展開がとても嬉しくて、楽曲を聴くことで各人の感覚や心情を感じられることが幸せだった。


 アルバム「STEP」は、どの曲を聴いていても涙が出た。全曲、色々な思いを巡らせて耳を向けてしまった。それが、「音を楽しむ」音楽を聴く上で正しいのか正しくないのかは分からないけれど、どこを取ってもメンバーが今回の決定に対して感じたことをクリエイターの皆様に表現してもらったものとして聴いてしまうのだ。


 そして、これだけ決定に対するアンサーをもらっても、「なんでだろう」と思わざるを得ない。もっともっと、このグループの歌声を聴いていたいのに。大好きなのに。

 今は、涙しか流せない。

 

 

 


 時が経って。いつかこのアルバムを耳元に届けたとき、人生で1番愛しているV6の音楽を楽しめているなら、幸せだと思う。

 そのときが来るまで、今だけは今の気持ちのままに、V6の「STEP」に浸りたい。

 

 


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